求めていた「地域の暮らし」ではなく、そこにあったのは、「五ヶ瀬の暮らし」

こんにちは、はじめまして!
京都に住む大学3年生のゆっこです😊


私は、今年9月と11月、五ヶ瀬にお邪魔しました!!

 

11月に五ヶ瀬に再訪した時は、まさかこんなに早く五ヶ瀬に「ただいま」と言うことになるとは、思いもしませんでした😲

この記事では、はじめて五ヶ瀬に訪れた時の、私の感想を率直に綴ってみたいと思います♪

ぜひ最後までご覧ください~!


目次:

 

地域・田舎のイメージについて

皆さんは、「地域」や「田舎」と聞いて、何をイメージしますか?


なにもない?遊ぶところがあるのかな?

人との距離感が近い・・・


豊かな自然と温かい人々がいる🌲


自給自足で、のびのびとした生活がある!

 

私自身、五ヶ瀬に訪れる前は、こんなイメージをもっていました。

 

五ヶ瀬に訪問した理由:村留学

ある日、私はボランティアやインターンの経験を積みたいな~と思い、ネットを見ていました。その時に、「村・留学」というプログラムに偶然ヒットしました!

村留学とは?

mura-ryugaku.com

 

九州に行きたいなと思っていたので、宮﨑県五ヶ瀬町を見ていたのですが、私は興味を持ちつつも行くかどうかは決めきれずにいました。

 

そんな時、学内で村・留学の運営に携わるぴーやとの偶然の出会いがあり、直接プログラムの雰囲気を聴くことができました!

そして、気づいたら申し込みフォームを送信しており、、、

私の村・留学、五ヶ瀬行きが決定しました!👏👏

 

村・留学~行く前のちょっとした違和感~

豊かな暮らし」「生きる力のある人々」と言う言葉に素敵だな~と思い、勢いで申し込みしたものの、、、

しかし、ネット上で募集しているプログラムに申し込んだのは、人生で初!

不安もいっぱいで、次第に行くことが億劫になっていました。


ついには、村・留学…なんだか、名前が地域に失礼じゃないか。


同じ日本なのに、そこに住んでいる普通の人の当たり前の暮らしを、上から目線で「すごいですね~!」というような姿勢に違和感を抱き、完全にやる気をなくしていました😅(ひねくれもので、、笑)



実際に訪問してみて:「五ヶ瀬」という記号が実体へ

 

とは言いつつ、緊張しながらも、五ヶ瀬に到着!😇

美しい山々が迎えてくれます

そして、実際に訪問してみた感想を一言で言うと・・・

「行ってよかった~~!!!」です!!(笑)

私たちがイメージするような「地域」や「田舎」というものはこの世に存在しないことに気づきました!


五ヶ瀬に到着次第、あのやる気を失っていた自分はすぐに消え去り、見るものすべてが新鮮で、まさに「留学」気分でした😊

村・留学は、薪割りから始まり、カヌー、お祭り、サスティナブル講義、インタビュー(猟師さん、農家さん、地域おこし協力隊の方など、)など、ほんとに色んなことを経験させてもらいました✨その中で、体験したことをいくつか紹介します💁‍♀️

 

カヌー体験

二日目の朝に蘇陽峡(山都町)でのカヌー体験!

山道を車で進み見えてくる蘇陽峡にドキドキ

大丈夫かな・・川に落ちないかな😱

恐る恐る入ってみると・・・!

「なんじゃこれ!めっちゃ楽しいじゃん!」

見渡す限りの山と川に囲まれて
カヌーをする筆者(村・留学2日目)


大きな自然に包まれて、体をいっぱい動かすことは、こんなにも充実感を得られるのか!🏞️

京都の街中で暮らす私にとって、身近な川は鴨川。

でも、今まで川は眺める「風景」でしかなかった。

自然と一体になる」ってこのことか!?と妙に納得しました!

蘇陽峡でのカヌー体験の詳細はこちら↓

gokase.org

 

また、9日間を通して、印象的だったのは、川の色の変化です。


カヌーをした時は、前日に雨が降っていて、川の色が濁っていました。


しかし、その9日間の間で、どんどん川の色が綺麗になっていく。水が変化する様子に感動でした!

透き通った川(村・留学5日目)

 

トメしゃんのおいなりさん

続きまして、ご紹介するのは、97歳のトメしゃんが営む「君乃食堂」!

トメしゃんが気まぐれに開店しているそうです🤣おいなりさんと手作りこんにゃくをいただきました~

「今日はたくさん買っていった人がおったけ。」と、
あと一つだけ残っていたおいなりさん

なんとこのこんにゃくは、
トメしゃんが芋から作ったものだそうです!

 

美味しいおいなりをいただいた後、少しの間、おしゃべりタイム♪


トメしゃんは、昭和29年、29歳で嫁いだそうです。

 

当時、戦争中のいちばん酷かった時でした。かぼちゃ、サツマイモを食べて、米はちょっとの配給だけ。

 

防空壕に入ったり、電球をネットで覆ったりしたことを教えてくれました。

戦争中は「哀れだった」と
振り返るトメしゃん

今では、トメしゃんは小学3年生のひ孫がいます!


君乃食堂は、常連さんが多く、ふらっと訪れてはおしゃべりして帰る憩いの場となっています。
なんと、トメしゃんはYouTuberなんですよ😲


トメしゃん出演のYouTubeはこちら↓

youtu.be

 

妙見さんのお水

そして、五ヶ瀬の思い出で、外せないのは「妙見さん」です!

五ヶ瀬の綺麗な湧き水「妙見神水」は、地域の方々から妙見さんと呼ばれ親しまれています。


透き通る水、ゴクリと飲むと後味がすっきりしています!

 

普段は、コンビニで買ったペットボトルの水を飲んでいるので、ここで飲んだ水の美味しさにびっくり!!💧

 

妙見さんについては、Hinaちゃんの記事をご覧くださいね!

gokasefun.hatenablog.com



そこで、たまたま出会ったKご夫妻。笑顔が素敵な気さくな方々で、その場で意気投合し、おしゃべりが弾みました。


最後には熱い抱擁を交わしました😁

一期一会の出会いに心がぎゅっとなる。
ペットボトルには、湧き水を汲んで帰った。

 

林業について

五ヶ瀬で林業を営む方にお話を伺いました!木は50年単位で移り変わっていきます。


親が植えた木を自分が伐る。自分が育てた木を子が伐る。という長い長いサイクルの中で仕事をする。


だからこそ、生まれる「森は先代の遺した大切な資源である」という責任感。


博多から五ヶ瀬役場前までの「ごかせ号」行きの便では「ああ、木々が綺麗だな」とぼんやりと車窓を眺めていただけだったのですが・・・
博多行きの帰りの便では林業に携わる方々のお話を思い出しました🌲

 

五ヶ瀬の魅力は行ってみないとわからない
五ヶ瀬の魅力を語るMさんがこんなことを言っていました。

その時はピンと来ていなかったのですが・・・

実際に行ってみて、ほんとうにその意味を実感する限りでした!

 

9日間の滞在で、「地域の暮らし」という頭の中の抽象的な概念が「五ヶ瀬の暮らし」という具体的な記憶に変わりました。


しかし、同時に、まだ暮らしの表面の部分しか知らないなーとも思います。

 

訪問者の目線で感じる五ヶ瀬と、移住者の目線で感じる五ヶ瀬、地元民の目線で感じる五ヶ瀬は、それぞれ異なるでしょう。

 

だからこそ、もっともっと五ヶ瀬の暮らしを知りたいです!

 

まとめ:先入観を持っていてもいなくても、まず行ってみる!

例えば、行ってみたい場所リストにある五ヶ瀬に☑を入れず、そのままにしておきたいという感覚。


もう一度、五ヶ瀬に行きたいと思う
それはたぶん、大自然を心で感じ、多くの地元住民の方々とお話できたからだと思います。

 

五ヶ瀬は、きっと短期滞在の観光でも十分満喫できると思います。
しかし、中長期滞在で人々とお話する機会がある方が、
おススメです!

 

色眼鏡を通して見ていた五ヶ瀬。先入観を捨てて、五ヶ瀬に行ってみて!と言いたいところですが、むしろ五ヶ瀬に行く際は先入観はあればあるほど良いかもしれません。


それを良い意味で、裏切られたときの感動が待っています。

 

最後にはなりますが、村・留学中にお世話になった皆さん、本当にありがとうございました!

村・留学、最終日前夜に見えた五ヶ瀬の星空

これから、村・留学中の素敵な出会いを記事にしていく予定です!

お楽しみに♪

 

村・留学、五ヶ瀬の募集はこちらから↓

mura-ryugaku.com