五ヶ瀬町、また来たよ!
こんにちは、ヒナです。
先日、11月24日から26日にかけて、9月上旬に村・留学でお邪魔した以来の五ヶ瀬にまた行ってきました。
25日に五ヶ瀬町民センターで行われた、政策提言コンテストに縁あって参加させていただくこととなり、9月末よりほかの村留学生の子たち二人とも協力して話し合いを重ねてきました。
今回は、その様子と滞在中に感じたことをつづっていきます。
政策提言コンテスト
村・留学終了後、「農村の孤立解消につながる提案」をテーマとした政策提言コンテスト参加のお誘いの連絡を受けました。
これをを受けてまず思ったのは、
五ヶ瀬にまた関われる!
でした。
そして、声をかけてもらい参加を決めたからには、全力でやらせてもらおうと思いました。
それからというもの、週に1回のオンラインミーティングやヒアリングをしたり、自主的に情報を集めたりして提案の前にまず「五ヶ瀬町の今を知る」ということを行い、そのうえで提案を考えることを意識していました。
どのような提案がベストなのかと、今振り返ると五ヶ瀬のことを考えない日はなかったなあ!
11月24日、翌日の発表に備えて村・留学以来の五ヶ瀬に再訪しました。
チームのメンバーの子たちとも、直接会うのは村・留学以来!
村・留学に参加していなかったら出会うことはなったと考えると、素敵なつながりに感謝しないとなと心から思うばかりです。
五ヶ瀬に向かう道中、案内板に見覚えのある地域名がじょじょに増えて、五ヶ瀬に近づいていることにわくわくと、少し緊張がありました。
だって、9月に初めて訪れ、私に想像以上の経験と感動をいただいた地域です。
そこにまた来れるなんて。
普段旅行で遠くの地域に足をのばす、といった感覚とはまったく訳が違いました。
そして11月25日、発表当日を迎えました。
当日は私たちのチームの他に、五ヶ瀬の自然学校のスタッフの方・愛知県の大学生の2チーム・五ヶ瀬中等教育学校の生徒さん2人による発表が行われました。
約2か月間、頭とエネルギーをフルに使って考えた政策提案を実際に現地・五ヶ瀬で皆さんに聞いてもらうことは、いくらか緊張しましたがとっても貴重な経験になりました。
私たち以外の発表も、面白いアイデアにあふれていたり、学ぶことばかりで刺激になりました。
こうやって、
「いろんな背景を持つ人達が一つの地域に対して熱意をもって向き合い、考え、足を運んでいる」
ということ、なんて素敵なんだろう。
今回提案させてもらったアイデアは、今後の実現に向かって現在ミーティングを重ねています!
実現までの様子も、今後このブログにて進捗報告していきたいと思っています^^
はあ、どきどき!
自分たちの提案が実際に企画として進んでいることが初めてで、もうわくわくしています!
村・留学で出会った方に
今回の2泊3日の滞在で、私が初めて五ヶ瀬にお邪魔したきっかけである「村・留学」で出会った方たちに偶然会う機会が思いのほかたくさんありました!
ある方は温泉施設・木地屋のロビーで、またある方はキャンプ場の駐車場で、、
たった一度、9月に出会った私のことを皆さん覚えてくださっていて、本当に嬉しかったです。
ここで私が感じたのは、
五ヶ瀬は挨拶をしたくなるまち
だということです。
私が今住んでいる愛知県は、たしかに人はあふれています。
同時に、人それぞれのつながりはなくても暮らしていけるだけのお店やサービスもあふれている場所です。
つまり、言ってしまえば、特別関わることのない人には挨拶をする必要がありません。
実際、私も家を出る時にはいつも
「誰もいませんように」
と心の中で思っているのです。(笑)
だって、なぜか気まずいんです、、
そもそも言うべきなのか、向こうが言うなら言うけど、、みたいな。
五ヶ瀬は人もお店も、私の住む愛知県と比べると少ないけれど、だからこそそこに住む人たちは挨拶をするのかな、と思います。
そしてそれが当たり前だから、五ヶ瀬にいる時の私は挨拶に対して気まずく思うことがありません。
それどころか、挨拶をした方が良いことがたくさんあります!
たった一言の挨拶で、会話が生まれて、人とのつながりが生まれて、そして今回の私のように再び会えた時にはまた挨拶をすることで「覚えてくれてた!」と嬉しくなる。
幸せの循環ですね。
今回もたくさん遊び、学びました
前回の滞在である村・留学で、本当にいろいろなことを体験させてもらいました。
しかし!
まだまだ楽しみ方があるのが五ヶ瀬です。
今回も、普段経験できない面白いことをたくさん見て、触れて、体験してきました!
そのなかで5つ、ご紹介します。
薪ストーブ
みなさん薪ストーブは使ったことありますか?
私は五ヶ瀬で初めて出会いました。
薪ストーブの何がすごいって、電気を使わないことはもちろん
癒される!!
癒されるんです!
???となった方いるでしょう。
ストーブで揺らめく炎を見ていると、自然の力で温めてくれているのを肌で感じます。
木々が燃えていく様子とか、炎のぱちぱちという音もすべて、「寒い」という自分のコンディションも含めて(笑)、そのすべてがあるから癒しにつながっていくんです。
自論だけど、、。
薪ストーブを使って、焼き芋をしたり、ホットサンドをふるまっていただきました。
料理もできてしまうのがもう薪ストーブさん様様ですね~
全部全部、絶品でした!
クロモジ
クロモジというのは木のことです。
生えているクロモジをまず採りに行くところから!
細い枝をぽきっと折ると、それはもうさわやかないい香りがするんです!
今回はこのクロモジを使って、燻製をしていただきました…!
チーズも生ハムもかまぼこも、クロモジの香りに包まれて魔法がかかったようでした。
笠部の大ヒノキ
五ヶ瀬のなかでも笠部という集落にある大ヒノキを見に行きました。
…すごい。
これが一本の木なの!!
パワーを感じました。
(パワーを分けてもらっております)
いつの日からか、このようにお賽銭が置かれるようになったそう。
集まったお金は、笠部の地域で有効活用されるそうです。
この大ヒノキを軸に、集落の方たちは暮らしているのですね。
まさに笠部の生命です。
秋の妙見神社
前回の私の記事を読んでくれた方は、私がいかに妙見さんが好きか分かるかと思います。(笑)
その記事はこちら↓
秋の妙見さんもまた、夏とは違う顔を見せていました。
そう、秋といえば紅葉です!
妙見さんの紅葉がもう本当にきれいでした。
そして前回のごとく、湧き水をいただいて帰りました。
妙見さんのお水と、五ヶ瀬のお米で作ったおにぎりは何よりのご馳走でした。
うん、美味しすぎる!幸せすぎる!!
お水とおにぎりでこんなに幸せを感じられるなんて…!
水の駅
水の駅には、五ヶ瀬に訪問した人がおのおの名前を書いていきます。
壁一面に、たくさんの人の名前が書かれていますよ!
前回の滞在で、私はこちらに足を運ぶことが出来なかったので、今回名前を書き残すことができ嬉しかったです。
私が来る前にも、こんなにたくさんの人が五ヶ瀬を訪ねてきたんだなあ、、と感じ、ここに名前が書いてある人は全員仲間!くらいの気持ちになってしまいました。(笑)
皆さんも訪れた際はぜひ^^
出会えてよかった
今回の滞在では、
「人とのつながり」や「出逢うこと」
のすばらしさを身に染みて感じました。
一度きりの人生で出会う人はたくさんいるけれど、そのなかでずっとつながっている人って限られると思うんです。
だからこそ、
いとおしく感じたり、あったかくて、ありがとうと抱きしめたくなる
ような、そんな人との「出逢い」や「つながり」に感謝しなければならないなと思いました。
五ヶ瀬を通じて出逢いつながった人たちはもちろん、自分の身の回りにいる家族や友達にも、改めてそう思う意味のある機会となりました。
ありがとう!
政策提言コンテストについてはこちらから↓